「トップってさどんな人?」
一花に聞くとびっくりされた。
「何気になるの?
それならやめといた方がいいよ?」
一花は少し怖い顔をしていた
「いやいや。
そんなんじゃなくて…」
一花はふぅーとため息をついて話し始めた。
「まぁいいわ。
トップは黒髪に青い目。
どこか優しそうなその青い目は夜になる
と獲物を捉える目になるみたいなの。
だから〝豹〟とも呼ばれているみたい
よ。
その男の名前は…
城田 愛翔 シロタ マナト
。」
少し無言でいると
一花に
「好きになるのはやめなさい」
「どうして?」
「トップは姫にしか興味がないから。
可愛い凛でも純麗には勝てないわ。
泣いている凛を見るのはいやだもの。」
「好きになるなんてありえないよー!!」
口ではそう言ったけどなぜだかイライラした。
