竜也は一言そう言うと
いつものようにニコッと笑って
「だからさ、来週合コンいかね?!」
・・・って、おい。
また合コンの話かよ……
さっきの真剣な顔は何だったんだよ全く…。
「竜也、俺はまだそぉゆうのは……」
「まぁまぁまぁまぁ〜、、、な?!そろそろ前見て行こーぜ〜?!」
「そろそろって…そんな気分になれねーんだけどなぁ。」
「だったらさ、とりあえず来るだけでもいーし!
そしたらきっと良いことあるって!・・・な?!」
と、竜也は更に満面の笑みでこっちを見ている。
はぁ……本当に………
なんでこういつも強引なんだよ…
って…断れない俺も俺か・・・
「わかったよ…その代わり俺は二次会は行かねー!!」
「オッケー、オッケー!
じゃあ来週水曜日な!たしか休み被ってたよな?!」
「あ、あぁ。」
「そんじゃ、7時だからよろしく〜。」
そう言って満足そうにビールを飲み干すと
「涼、俺が合コン行ってもヤキモチ妬くなよ〜」
とちょっかいをかけて笑っていた。
なんだかんだいつも竜也のペースだ…
だが、そんな毎日が確実に俺を前に進ませているんだよなぁ。
