真夜中の人気のないビルとビルの隙間から

耳を劈くような女子高校生の悲鳴が響き渡る。

街行く人は忙しさのあまり気付いていない。


いや…、。気づいてない振りをしている。
これが現実。そう思わされた17歳の夜。