僕は訳が分からなかった。 学校一美しいと言われている彼女と 格好よくもない何の取り柄もない僕がつき合うだなんて。 「ほっ、ほんとにいいの? 格好よくないし取り柄も何もないよ?」 恥ずかしさも忘れて彼女を見つめながら言った 「付き合うのに見た目なんて関係ないわ。 貴方はとてもいい人よ?」 嬉しさも勿論あったが驚きの方が強かった。