『り、んごぉ……ちょっと、血……わけてくれない、かなぁ……?』

「え、そんな状態で飲めるの? っていうか飲めば治るの?」

『いい、から……はや、く……』


え、え、
どこに噛みつけば……!

あ、そっか!

私はてきぱきと彼が飲めるよう、
喉元を開ける。


「っ……!」

『ごめん……』


私は彼が飲み終わったのを確認し
ベッドへ連れて行った。