不安と決別した私は、心がなぜか晴れ渡っていた。 窓の外から見える景色は、一向に変わりを見せそうにないし、あの人ごみの中に入って行くんだと思うとやっぱり気分が悪くなりそうなんだけど。 でも 隣の理紗の声が、なんとなく耳に今入ってきてるんだけど その声がなんか落ち着くから だから、なんか大丈夫な気がする 理紗の「大丈夫だよ」は、こんなところにあったのかな? 不思議だね