確かに裕也さんが言うように、コーヒーはおいしかった。 家ではきっと淹れられないと思う。 「6時集合だからさ、5時半には面白いやつらが来ると思うよ。」 ふふふっと可愛く裕也さんが笑う。 …面白いやつら? 知り合い? 知らない人? ますます混乱する。 「やっぱり3年生なんですか?」 「2年生の人も来るんですか?」 理紗に合わせて、適当に会話に入る。 実際訳わかんないけど。