―もっと、刺激的な恋を。―

関東を牛耳る二大暴走族




白櫻―ハクオウ―

「どうゆうことだよ…っ」


「嘘、ついてたのか？」


「大丈夫だ。── 安心しろ」



嵐舞―ランブ―

「なんでだよっ！？」


「知ってた…お前のこと」


「嵐舞は潰させねえ」



この二つのチームは代々から続く因縁関係にあった。

それでも、共通の強い思いがある。





しかし、それは一人の少女によって変わった─


「もしかして…」





それは敵対していた彼らが一つになった瞬間だった。