どうやら、最終考査、あのスッポン楓が踏ん張った魔の試験の結果を忠実に再現しているらしい。 前列の一番廊下側から、私の座る後列の一番窓際まで、つまりあそこに座ってる男の子と、私。 正反対のこの席が、A組のワースト1と、ベスト1を示しているということにより。 どうやら、私は真の‘月’とやらに、なれちまったらしい。