Tearstaind Karanchoe


「正直、わかんない」

ぽつんと私はそうつぶやいて。

「ん?」

楓がわんタッキーセットのタッキーバーガーをかじりながら首をかしげる仕草に合わせて、その茶色がかったツインテールも揺れる。

それを、ぼんやりと見つめながら私は続けた。