君がノートをのぞき込む度 視界の端で揺れる黒髪 私を見て、ニヤッと笑う度 うるさいくらいに高鳴る胸 長く形の良い指が、私のノートをトントンたたいて ここ違うと、ぶっきらぼうに、でも優しく丁寧に教えてくれる度に。 嬉しくて嬉しくて、たまらなかった。