ここに来てまで、ごめんなさい。 ぶつかるなんてことは、私には出来なかった。 想いを真正面から、ぶつけることなんて、出来なかった。 …お城がいつ崩れ落ちてしまうのか。 そればかりを気にしてしまう、弱いままの私だった。