海辺の砂浜のお城のように 引いては満ちて 引いては満ちて 崩れ落ちるかどうかの瀬戸際 そんな、ギリギリの波打ち際で。 ……私は、幼馴染みに逃げていたのかな。 ‘友達以上恋人未満’ ………この先、優汰がこのレッテルを勢いを付けて、剥がしても。 ‘幼馴染み’ この称号は、私と君のふたりだけのものだから。 …ーー。