5年生を最後にクラスが離れてから、なかなか話す機会もなかった君は。 本当にひさしぶりで ぽかんとした私を軽く笑った後で、君はその時も、言ったんだ。 「ひさしぶりじゃん」 まだ高いその声音 今でも耳にこびりついてる 意地悪そうな笑顔を浮かべて、からかうように真っ直ぐに私を見てた。 もう、目が離せなかった