ごめんねっ!…ごめん…ね…っ そう、何度何度も言いながらまたもや泣き出してしまった藍子を慰めるのは、今度は自分の番だ。 結局のところ、藍子の本当の気持ちを。 一花の魂胆までは、私には計り知れないけれど。 好きって気持ちに嘘はないから それに。 やっぱり、3人で過ごしたあの6年間は嘘じゃなかったって。 今までに、数え切れないくらいたすけてくれた、支えてくれた藍子 「…だから…っ」 「藍子が泣くのが一番嫌なの…!!」 「ねぇ、これからも隣にいてくれるでしょう??」 そう言えば。