優汰と私が通った幼稚園は、違う地区にあって、周りの子はほとんどがその地区の小学校にそのままあがっていった。 同じ小学校に上がることになったのは、優汰と私を含めても5、6人ほど。 心細かった小学校の入学式 同じ小学校なんだということも、卒園がもう目の前に迫っているような、そんな時に親の口から聞いた。