私と貴方の物語

「いったぁ」
転んでいたがってるのを見てた男の子は笑いをこらえているようでちょっとムカッとした。

「ちょっと、何見てるの!?見てるなら助けてくれてもよくない!?っていうか何歳?あと名前は?それとLIMEやってる?あ、やってなかったらメルアド教えてよー」
と流れる感じに色々言ってしまった。
さすがに男の子もめんどくさい奴が来たと思ったのかペコッとされてどこか行こうとしていた。
「え?あ、ちょっと!」
無意識に男の子の手を掴んでしまった
「あ、ごめん。」
「・・・うるさい、あと絶対悪いとか思ってなさそー」
とすごく小さな声で言っていた。多分普通の人じゃ何言ってるのかわからないだろうけど私は耳がいいから普通に聞こえた
「ちょっと!初めて会っ...」
言いかけたとたん
「15歳、福永優斗、LIMEやってるけど教えない」
と質問したことをものすごい早口で言われた

早口すぎてなんて言ったのかあんまりわかってないけど『LIMEやってるけど教えない』というのはバッチリ聞こえた。

これが私と優斗の出会いだった