5回裏、凰清の攻撃。
この回の先頭バッターは7番。
縁が投げた初球だった。
命はインコース低めに構えた。
でも、命の構えたミットよりも甘く入ってしまった。
その球をバッターは見逃さずライトスタンドまでで持っていかれた。
凰清のソロホームラン。
大和星城 1-2 凰清。
ここから、縁が崩れていく。
縁は2者連続フォアボールを許してしまい、ノーアウト1・2塁。
監督もたまらず伝令を送る。
伝令の先輩は「落ち着いて今までどうり守れ」そう言ってくれた。
先輩は縁へたくさんの言葉をかけてくれる。
でも縁はその言葉を聞いていなかった。
次は俊足の1番バッター。
ここも初球だった。
センター前に運ばれた。
これでノーアウト満塁。
続くバッターはセンターへのフライだがその間にまた点を許してしまう。
1死1・2塁。
ここで命は縁のもとへ行って声をかける。
「まだ、1-3だろ?追いつけるって!
ただ、このあとクリーンナップだ。気、引き締めろ」
3番バッターはスクリューを左中間へ運んで、一挙2点を取られた。
2点タイムリーツーベースヒット、1死2塁。
4番バッターは縁のデッドボールで出塁。1死1・2塁。
5番バッターは内野ゴロ、これでダブルプレーをとり3アウトチェンジ。
ベンチに戻ってきてみんなの表情は固かった。
私は思いっきり縁の背中を叩く。
そして監督が言った。
「二ノ宮、次からライトにつけ。」
そう言うと継投のため2番手ピッチャーに声をかける。
大和星城 1-6 凰清。
このあと6回表はうまく攻撃できず5点差。
6回裏にピッチャー代わりばなを叩かれ1失点。
これで6点差。
今大会初めて追いかけるゲーム。
7回の攻撃がはじまる。
この回バッターは6番バッター、縁。
縁は内野ゴロに倒れ、1アウト。
ベンチはとてもじゃないけど笑える雰囲気ではない。
でも、ココで私がなにか言わないと。
そう考えていると7回の攻撃はとっくに終わっていた。
この回の先頭バッターは7番。
縁が投げた初球だった。
命はインコース低めに構えた。
でも、命の構えたミットよりも甘く入ってしまった。
その球をバッターは見逃さずライトスタンドまでで持っていかれた。
凰清のソロホームラン。
大和星城 1-2 凰清。
ここから、縁が崩れていく。
縁は2者連続フォアボールを許してしまい、ノーアウト1・2塁。
監督もたまらず伝令を送る。
伝令の先輩は「落ち着いて今までどうり守れ」そう言ってくれた。
先輩は縁へたくさんの言葉をかけてくれる。
でも縁はその言葉を聞いていなかった。
次は俊足の1番バッター。
ここも初球だった。
センター前に運ばれた。
これでノーアウト満塁。
続くバッターはセンターへのフライだがその間にまた点を許してしまう。
1死1・2塁。
ここで命は縁のもとへ行って声をかける。
「まだ、1-3だろ?追いつけるって!
ただ、このあとクリーンナップだ。気、引き締めろ」
3番バッターはスクリューを左中間へ運んで、一挙2点を取られた。
2点タイムリーツーベースヒット、1死2塁。
4番バッターは縁のデッドボールで出塁。1死1・2塁。
5番バッターは内野ゴロ、これでダブルプレーをとり3アウトチェンジ。
ベンチに戻ってきてみんなの表情は固かった。
私は思いっきり縁の背中を叩く。
そして監督が言った。
「二ノ宮、次からライトにつけ。」
そう言うと継投のため2番手ピッチャーに声をかける。
大和星城 1-6 凰清。
このあと6回表はうまく攻撃できず5点差。
6回裏にピッチャー代わりばなを叩かれ1失点。
これで6点差。
今大会初めて追いかけるゲーム。
7回の攻撃がはじまる。
この回バッターは6番バッター、縁。
縁は内野ゴロに倒れ、1アウト。
ベンチはとてもじゃないけど笑える雰囲気ではない。
でも、ココで私がなにか言わないと。
そう考えていると7回の攻撃はとっくに終わっていた。

