「何でこんな事になってるんだろう」
はぁーとため息混じりで私は言った。

あっ! すみません。自己紹介がまだでしたね。私は
中西 雪乃 (なかにし ゆきの)
13歳
今、いろいろな事で後悔している
☆・〜・☆1時間前☆・〜・☆
ピリリ ピリリ
携帯がなった
「はい、中西ですが?」
「雪乃ちゃーん!今、来れる?」
この人は私の教師であり親でもある
皆んなは総長と読んでいる
(私も呼んでいますが…)
さっき親でもあると言いましたが後々説明していきます
「総長、どこに行かないといけないか先に言って頂かないと困ります。」
「ごめん、ごめん。今、寮にいるよね?」
「はい、いますけど」
「良かった。テーブルの上にある紙袋の中に服があるからそれを着て総監の誕生日パーティーに今すぐ来て。」
「分かりました。では、後ほど」
プチッ
着替えなきゃ
確か、総長テーブルの上って言ってたよね
紙袋の中に服があるっ

...ってメイド服じゃん!

とりあえず、着替えるか

着替えてみたけど...
本当にメイド服でいいの...かな?
誕生日パーティー...ですよね?

コンコンッ ガチャッ
「雪乃様、お迎えに参りました、総監の執事をさせていただいている蓮と申します。」
「本当にこの格好でいいんですか?」
「はい、とっても似合ってますよ。」
聞いてる事が違うんですけど...

ま〜いいでしょう

「車を門の前に止めてありますので行きましょう。」
「はい、お願いします。」

この時、私はまだ自分の運命が180°変わる事を察知できませんでした。

☆〜☆ 続く ☆〜☆