「あっあの!どこまでいくんですか?」
ずっと付いていってるけどすごく遠くまで来てしまった。
「穴場。あんまり人が来ないところ。でも海は綺麗でいいところだよ。」
そうなんだ。
そんなところまで知ってるってことは今までいろんな子と来たことがあるのかな
なんか悲しくなってきた。
「どうかしたか?」
「え、いや。なんでもないです。」
顔に出てたのかな
今まで周りに気付かれたりしたことなかったのに…
ちょっと嬉しい
あっ
助けてもらったお礼してなかった!
「あの!助けてもらってありがとうございました。」
「ん。何もなくて良かったな」
笑った!
笑顔だ!
可愛いぃ
「かわいい」
「ん?かわいい?」
へ?
なに?
「澄森いま可愛いって言ってたけどなんかあったのか?」
心の声が出ちゃったのかな
まぁいっか
「柊くんの笑顔が可愛いと思った。」
「っ…かわいくないから。あと少しだから行くぞ」

