ーガチャ

俺がドアを開けると、そこには正義部の部長がいた。

昌「悪い、待たせた」
磨「ううん、大丈夫」

名前、確か百井だったよな。

昌「あのさ、百井さん。手紙、読んだよ。」
磨「そうですか。」

演技しなきゃな。てゆうかあっちも演技してんだけどな。

昌「その、俺なんかで良ければ。」
磨「本当!?嬉しい!ありがとう!」

そう言って抱きついてきた。
う、本当は女は苦手なんだよな。

昌「こらから、よろしくな」
磨「うん!あ、それとね、正義部に入ってほしいんだけど。いいかな?」

やっぱりか。

昌「あぁ、いいよ」
磨「裏生徒会を裏切ることになっても?」
昌「あぁ、覚悟してるよ」
磨「良かった」

さぁて、これでいんだよな?沙羅…。