昌「ん?何だこれ?」

下駄箱を開けると、中に紙切れが一枚ありそれを開いて呼んだ。

昌「は?何であいつが…?」

一応、沙羅に報告しなきゃな。
しないと怒るし。怒ったら誰も手つけらんねぇよ。



昌「沙羅ー。下駄箱ん中に入ってたー。」
沙「これって…」

沙羅は、俺から手紙を受け取り読んだ。

沙「そういうことね。昌人、龍と優磨を呼んで。」
昌「わ、わかった。」



龍「何だよ、沙羅。」
沙「これ、」
優「ほぅ、敵なのに告白ってか?」
昌「いい迷惑だよ…」
沙「で、昌人にはOKしてもらうわ」

え…?

昌「はぁ!?何でだよ!!何であいつなんかと…」
沙「話を聞きなさい。昌人は、OKして正義部に入ってもらう。」
龍「つまり、スパイってことか?」

スパイ?何でまた

沙「そうよ。昌人が…」


そういうことか。

昌「別にいいけど、何か腹立つな」
龍「そこは我慢だ」
優「じゃあな」

はぁ、行くか。
俺は屋上に向かった。