いつもパシられたり、下らないコト言い合ってるだけなのに… 二人がこうして素直に話したのは初めてで、私まで照れて、どうしたらいいのか分からなかった。 ただ、心臓のドキドキという鼓動だけが、さっきよりまたうるさくなっている気がした。 ドキンドキン… その音が新井に聞こえないことだけを祈って、私は広がる街の景色を眺めた。