「とりあえず一日は安静にして、様子見てくださいね。」 深夜の救急病院。 当直の女医さんが俺と父さんを見比べて、心配そうな顔でそう言った。 「…だそうだ。明日、補習あるんだろ?休めよ。」 父さんにそう言われながら軽く叩かれた肩ですら、痛すぎて声が出ない程だった。 …その前に、こんなアザだらけの包帯姿なんて、さおりに見せられない…。