でも俺は… 俺には、さおりがいる。 名門でなくても、サッカーなんてどこでもできる。 「俺、M高行くって、前に話したよな?今更進路変える気なんかねぇよ。」 「何?」 淡々としていた父さんの眉が、少し上がったように見えた。 けど、俺ははっきりと父さんに言い放った。 「俺はこの家に残って、M高に通う。」 せっかくさおりと付き合えたのに… 壊されてたまるか!