時間よ、止まれ。




「俺の班、どこか分かんなくなっちゃって、そこらの奴らと喋ってたら、井上、キレイにこけてるしなぁ。俺、サッカーするから救急セットは常備してるし。」




いや…。


聞きたいことは、
合ってるような、
間違ってるような…。





「よし!これで全部だな。結構離されたけど…井上、歩けるか?」




まだしゃがんだままの私に、新井が近付く。







そのまま私は、両手を掴まれた。