「なんで…?」 なんで、 ここにいるの? なんで、 みんなと一緒に通り過ぎなかったの? なんで、 さっき無視した私を助けたの…? さっき新井のコトを怒って無視してしまった負い目もあって… 何か恥ずかしくなって… 色々聞きたいことが、この一言に集約されてしまった。 「ああ…」 新井は荷物を拾いながら言った。