時間よ、止まれ。




途端に私の手を離れ、バラバラと転がっていく荷物。




「うわぁ…。井上さん、やっちゃったねぇ。」



「これまた派手に転んだなぁ!」



「だからその荷物平気か聞いたのに…」






みんな、歩く邪魔だと言わんばかりに、迷惑そうに私の横を通り過ぎていく。