時間よ、止まれ。




結局、キッパリとは諦めてもらえないんだな…。




でも、必死に頼み込む中原くんを見ていると、何だか哀れな気持ちになった。




振ってしまった、という罪悪感も手伝って。




私は…




「うん…。それなら…。」




その頼みを、渋々了承した。





私の返事を聞いて、中原くんの顔が途端に明るくなった。




「サンキュ!じゃあまた学校でな♪」




そしてそのまま笑顔で私に手を振って、別の道に消えていった。