時間よ、止まれ。




私の話を聞いた華恵は、かなりびっくりしていた。




「へえぇ~、あの中原くんが?さおりから聞いた感じ、ただのしつこい男かと思ってたけど。」



「私もそう思ってたよ。」




私は青一色の空にため息をついた。




…けど、

華恵はニヤリとしながら私の顔をのぞいた。




「ふぅん。…惚れた?」




な…、

華恵っ!


何言い出すのよ!?




「そんなわけ、ないし!!」




私が全力で否定すると、華恵はやれやれという表情を見せた。




「やっぱりさおりは、新井一筋か♪」




…てか、分かってんなら、いちいち聞かないでよ!




「うん。そだね。」