時間よ、止まれ。




美奈と話しながら暑いグラウンドに出た。




あ。



途端に、中原くんと目が合った。




はぁ…


ついてない。




しかもなんか、笑顔で手ぇ振ってきてるしっ!!





「さおりぃ、練習しよー。」




先に練習する場所を確保してくれた美奈が、私を呼んでいる。




私は笑顔の中原くんを無視して、美奈の方にダッシュした。