「うん…。」
何か落ち着かないし、ショック。
華恵は珍しく真剣な表情になった。
「マジで?ずっと補習来てたんだよね?」
「うん、昨日も電話で、『学校で会おう』って…。」
思わず、私はため息を吐いてしまった。
優祐なんか見えないのに、天井を仰いでみる。
「うーん。久々に学校にやって来た私とは違って、サボリじゃないだろうし…。風邪でもひいたのかな?」
華恵は市川くんという彼氏ができてから、補習に来る回数がぐっと減った。
もちろん、市川くんとデートするため。
「終わったら、電話してみるといいよ。」
「そうだね。」

