時間よ、止まれ。




『あの市川が佐藤と付き合ってるって聞いた時にはびっくりしたけどな~。』




優祐は、電話の向こうで市川くんを思い出しているようだった。




「優祐、知ってたの?」



『おう。昨日、市川から電話あって。』



「そっか。クラス違うけど、仲良いんだね。」



『ああ、部活で毎日のように会ってたからな。…でさ、さおり、花火大会あるじゃん?一緒に行ってみる?』



「え…っ!」





私、それを言おうと思って電話したのに…!