…駄目だ…やっぱり…バスケなんて



「宮渕くん…?

ねぇ、大丈夫…?」


「…ごめん」

「気持ち悪いの…?」

「大丈夫、心配しなくていいよ」

「でも…」

「…っ…ハァ…ッ…」

「ちょ、…保健室…いこ!?」




「…スゥ……」


「ありがとうね、悠月ちゃん

藍斗くん、多分寝れば落ち着くから」


「よかった」


「…でも……きっと、何か悩みがあるんだと思う

よかったら、聞いてあげて?」


「あ、はい…っ」




「…七…瀬さ……」

「宮渕くん…大丈夫…?」

「ごめん…大丈夫。」


「…なにか、嫌なこと、あるの…?」

「…ないよ」

「…うそ

さっき、あんなに辛そうな顔してたじゃんか…」


「……俺…」