「藍斗くん おはよっ」


「……はよ」


…なんか、不機嫌?

…昨日悪いことしちゃったかな


「…藍斗くん……?」


「……ん」


「あたし…悪いことしたかな…」


「してないよ」


「…じゃあなんで……」


「…悠月には関係ないから」


「……なんで…そんなこと言うの」


「……ごめ…っ…泣かせて…」


「……藍斗くんのばか…」


「……違…っ」


「………」


その瞬間、俺は目が覚めた気がした



「何やってんだろ…俺 ──」