「ねーえー…。
なんでうちのこと避けるの?

っていうか、よく見ると
藍斗ますますイケメンになったね♪」



べたーっ




くるみちゃんっていう藍斗くんの幼なじみは

藍斗くんにくっついて離れようとしなくて

あたしは、言葉も出なくなって

嫉妬なんて感情よりも先に

不安という感情がこみ上げてきた──