ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


実「で!
結局付き合うことにしたのかよう!!」


柚「うーん、まあ、そういう感じですね〜」


実「きゃーーー!!
昨日はクリスマスのちょうど一週間前!
クリスマスにもマジックは
起きるんだな…!!!」


柚「もう実佳うるさい!!
声でかい!!!」


実「ごめん!
でもクリスマス一週間前に
リア充デビューですか〜、
羨ましいもんですよ〜」


柚「あれ?実佳はなんもないの〜?
なんかいつも私が
からかわれてばっかじゃん!
実佳もなんかないの!?」



実佳といえば悟流が
どうなったのか気になっていた。
翔を見に行った昨日は
なんかいい雰囲気だったし、
その後志田くんだけ先行かせて
ほぼふたりきりの状態だったと
思うんだけど…



実「え?わたし?
んー、今のとこ浮いた話がなさすぎて…
残念だけど〜…」



まあ昨日のあの怒った状態で
そりゃ二人きりでもなにも
進展ないか。



柚「えーっ。
悟流なんかはどうなんだい??」


実「は?なんで悟流??」


柚「なんとなく!!!」



あ、これ何も言わない方が
いいパターンだったかも…
とか思って誤魔化す。
ん?まてよ、悟流って呼んだ…?
呼び捨て…!?



柚「………悟流ガンバレ、、」


実「ん??何か言った??」


柚「いえいえ、なんでもございませーん。
あっ、でも実佳って悟流呼びだったっけ?」


実「え?
あ、いやなんか昨日そういう話になって…
まだ慣れなくて本人の前では
呼べてないんだけどね笑」


柚「なにそれ実佳、乙女かよ!!」


実「何言ってんの?
私最初から乙女だし。」


柚「んー、あー、
そーうだねー」



実佳が恋愛小説大好きな乙女なのは
知ってます知ってます。



実「いやそこで流す!?」



そこは笑ってごまかす。



柚「それよりさ〜
私の心配してくれて本当に
いつも助かってるからさ、
私が次は実佳の心配してあげる。」


実「なんかちょっとよく分かんないけど!
感謝してくれてるのね!?」


柚「感謝してないわけないじゃん。
ありがと、それより!!!!
私はあなたの恋バナが聞きたいなぁ!」


実「どういたしまして!!?
だからさっきも言ったとおり
浮いたお話はないんです〜
それより柚羽のお話聞いてる方が楽しいし。」



本当に悟流とはなにもないんだ。



柚「そっか、残念。」


実「え、なんかそんな落ち込まれても…
逆に傷つくわ!!」




よし、ここは何が何でも
実佳と悟流をくっつけてやる!

そう心に誓い、
今日の爆弾トーク会はお開きとなった。