花のころ


彼の隣に並んで

少しニヤニヤしながら携帯を構えている、友達の方を向いた。

嬉しくて 嬉しくて

満面の笑みだったのに

その後ろ

嘘みたいにちょうどよくあの子が見えた。

一瞬、目が合ったような気がして

気持ちは、すぐにしぼみそうになる。

あたしの名前を呼ぶ友達の声にハッとして、視線を戻した。

少し複雑な気持ちだったけど

彼の隣でピースする。