だから、俺の彼女になってよ。




『その子がまたすっげぇ可愛いんだよ〜!澪にも協力頼んだし、絶対仲良くなってやるんだ!』

『へー……。ま、頑張れ』

『おうっ』



バスケをしてるとき以上にいい顔をする和也を見て、本当にその女が好きなんだということは理解できた。


ただ、その時は軽く捉えていただけ。


深くなんて考えていなかったし、興味すらなかった。



和也は水瀬という女を好きになって、女友達の "ミオ" と一緒に彼女を落とそうとしている。


ただその事実を、頭の隅に入れただけ。




でも、ある日。



そんな "ミオ" の気持ちに、気付く瞬間が訪れたんだ。