だから、俺の彼女になってよ。







「澪南のクラスは展示何やんの?」


手を繋ぎながら歩く帰り道で、話題は学校祭の話になった。




未だに名前で呼ばれることに慣れてない私は、名前を呼ばれる度にドキドキしてしまう。


でもそのことは彼には内緒。




「私のクラスは和風喫茶だって。お茶とか和菓子売るの」

「へー。面白そう。絶対行くわ」

「え、本当っ?じゃあ私も頑張らなきゃだね!私も千歳くんのクラス行くよ。何やるの?」




私がそう言うと、歩いていた足がピタリと止まった。