「あーもう」 ────グイッ 「わっ…!」 瞬間、千歳くんの腕の中に閉じ込められる。 私が好きな彼のその温もりは、私の心臓の音を速めるのに何故か安心もさせてくれて。 「俺、好きな女以外に冗談でも付き合うとか言わないから」 でも、千歳くんがそんなことを言うから、このときだけは安心なんかよりも心臓の音の方が勝ってた。