一方、私の頭の中は真っ白。 でも、その意味を理解した途端、 ────ドンッ! 「うわっ……!危ねっ」 思いっきり千歳くんの胸を押し返して腕から離れた。 やっと開けた視界。 反射的に彼の顔を見れば、それはいつもと変わらない表情の千歳くんで。 「やば。顔真っ赤じゃん」 それでもクスッと楽しそうに笑った。