「はい、物理のテキスト。私は5時間目だから」 「わかった。サンキュ」 そして私の頭をポンとしてから、千歳くんは自分の教室へ戻っていった。 「…もう。ばーか」 その彼の行動少し照れながら、私は自分の席につく。 そして机の中から次の授業に使う教科書を取り出した。 …のはいいんだけど。 「…なにこれ」 覚えのない小さな紙まで一緒に出てきた。