だから、俺の彼女になってよ。






「葉山さんは誰に怒ってるの?」

「誰ってそりゃ、あそこにいる……って、え?」



不意に横から聞こえた声に、顔を上げた。





「ん?あそこにいる、誰?和也……は今休憩中か。てことは千歳?」

「なっ……!立石先輩、どうして……」



ニコニコして私に話しかけてくるのは、ドリンクを片手にニコニコ笑う立石先輩。




あ、あれ。さっきまでコートにいたはずじゃ……?