でも。でも。 「……第一印象最悪だし、人のことバカ呼ばわりするし、意地悪なのに」 ていうか、せっかく周りの女子が応援してるくれてるのに見向きもしてないじゃない。 無視だよ、無視。感じ悪いじゃん。 ボールを受け取った千歳くんが、そのままリングへとシュートを決めた。 その瞬間、女子の声援が更に音量を増す。 「キャー!ナイスシュート黒川くんっ!」 「頑張って〜!!」 ……なによ、騒がれちゃって。 「……なんかムカつく」