「え……、ダメだった?」 それなのに、葉山はさらに俺を追い詰めるかのように視線を合わせてくる。 「わっ……!もう……また?」 そんな葉山の目をいまだに見れないまま、俺は彼女の頭をくしゃっと撫でた。 今日何度目か分からない俺の行動。 葉山もどうやら慣れてきたらしく、照れたように笑ってた。