「く、黒川くん……」 余りにも機嫌の悪そうなその表情に、少し怖気づいてしまう。 「なんか変な手紙が下駄箱にあったから引き返してみれば……。つーか、デートくらい2人で行けよ」 そう言う黒川くんの手には、ルーズリーフのような紙があって。 【 今週の土曜日、最寄駅集合な! あ、ちゃんとした服で来いよ☆ 和也 】 そう、書かれているのが見えた。