だから、俺の彼女になってよ。



***



「ごめん」




まだ涙が乾ききらないまま、黒川くんと歩く帰り道。


ずっと隣にいてくれてる彼が最初に発したのは、それだった。





「なんで黒川くんが謝るの?」


黒川くんが謝る理由が、私にはわからない。



だって、あなたが謝ることなんてひとつも無いのに。



むしろ、助けてもらってる上に頼りっぱなしの私が謝らなきゃいけないくらいだ。