だから、俺の彼女になってよ。





香織が良い意味として解釈したあの昼休みのことだって、実際はただの八つ当たりだ。


悪いけれど、香織の告白を応援したつもりなんて微塵もない。




「はは……っ。本当……嫌になっちゃう」



もう呆れて笑いすら込み上げてきた。




もう心はボロボロだ。


ここまで落ちるつもりなんて、なかったのに。




「みお……な?」

「澪?」


私の異変に気付いたのか、香織と和が心配そうに私の名前を呼ぶ。




ダメだよ。


絶対に、泣いちゃダメ。



そうは思っていても、涙はそこまでやってきていた。