「……なるほどな」 ひととおり話終わって、私が落ち着くのを見届けてから、ずっと黙ってた黒川くんがやっと声を発した。 そのトーンからは、何を考えてるのか全くわからない。 「それは、3人とも悪いな。あんたも含めて」 「……っ」 そして彼は、誰の味方をするでもなく、そう言った。 「あーほら。もう泣かない」 涙腺がもろくなったのか、再び溢れた涙を拭ってくれる。